保険会社との示談交渉

■被害者が保険会社との示談交渉で注意すること

軽いケガならまだいいのですが、後遺症などの障害が残るような大事故の場合、一生後悔することになってしまいます。では、実際に示談交渉をするにあたって、どんなことに注意すればよいのでしょうか。示談交渉は通常何回にも渡って行われるものです。ですから、示談交渉をした年月日とそのときに話し合われた内容をできるだけ詳しくメモしておくことです。

できれば、ボイスレコーダーなどに会話をすべて録音しておきましょう。次に、話し合いに臨むときは常に平常心を保つように心がけます。結局、最終的には金銭で補償が行われるわけですから、多く払ってもらうのに越したことはありません。

冷静に構えて、こちらの言い分をはっきりと相手の担当者に言うようにします。ところで、保険会社の担当者が「もうこれ以上出せない」といっても、それは任意保険会社の内部基準で出せないということにすぎません。

真に受ける必要はなく、弁護士に相談するなどして、本当はどうなのか冷静に検討してみなければなりません。どうしても納得できない場合には、示談に応じる必要はありません。この場合は、最終的には裁判所に対して損害賠償請求訴訟を提起することになります。その前に、各都道府県や市の法律相談所、日弁連交通事故相談センターや交通事故紛争処理センターに示談あっせんを申し立てる方法もあります。

■被害者が示談屋や事件屋を立ててきたら

基本的には特別扱いせず、できることはできる、できないことはできないと毅然として交渉することです。被害者または代理人として介入してきた人物が、いわゆる暴力団対策法による指定暴力団の組員である場合には、警察に援助を申し出ることもできます。

よく考えることなく示談屋・事件屋の持ってきた書類にハンコを押すことは絶対に避けるべきです。いずれにしても、自分1 人で対応するのが困難なときは、早めに弁護士や保険会社の担当者に相談するとよいでしょう。

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